クレジットカード現金化を検討している人は、「信用情報に傷が付いてしまうのでは?」などと誤解しているかもしれません。実際のところ、クレジットカード現金化を利用しても、信用情報に載らないのです! その理由だけでなく、そもそも信用情報とは何ぞや? というところから、分かりやすく解説していきたいと思います。
日本で信用情報を管理している3機関
お金を借りた後に支払いが遅れたりすると、「信用情報に傷が付く」なんて表現をよく使います。
ただ、その信用情報について、詳しく知っているという人は、意外と少ないのではないでしょうか。
そこで、まずは信用情報について、解説していきたいと思います。
信用情報とは、クレジットやローンなどの申し込み・契約に関する情報のことです。
個人を識別するための情報やクレジットの申し込み内容、契約内容、支払い状況、残高などの情報が登録されます。
つまり、クレジットカードの支払い額や、現時点での借り入れ額、これまでに返済が遅れたことはあるのかなど、信用情報を確認すれば、すべてが分かるのです。
現在、日本国内で信用情報を管理している機関は主に3つあります。
リアルタイムに近い更新を行っていて、情報の正確性と最新性には定評があります。
クレジットカード会社、貸金業者、保証会社、金融機関などが加盟しており、とくに全会員の6割強が消費者金融の会社です。
消費者金融の信用情報を調べるなら、真っ先にJICCと言えるでしょう。
登録されている信用情報は、6億件を超えています。
自己破産や民事再生といった情報を扱う唯一の機関であり、これらの情報は10年間登録されます。
私たちがクレジットやキャッシング、ローンなどを利用すると、上記の3機関に登録されるという訳です。
すべての情報は、それぞれの機関だけで管理されている訳ではなく、情報は共有されています。
遅延・滞納以外の信用情報に悪い履歴を残す行為
それでは「信用情報に傷が付く」とは、どういった状態のことを指しているのでしょうか。
それはもちろん、クレジットやキャッシング、ローンなどの支払いが遅れたり(遅延)、支払いが滞っていたり(滞納)する状態のことです。
信用情報には、遅延・滞納の情報も掲載されてしまいますから、「遅延・滞納したことがある人」というのが分かって、傷が付いていると言われてしまうのです。
遅延・滞納を繰り返していると、いわゆるブラックリスト入りしてしまいます。
信用情報に傷が付いたり、ブラックリスト入りしてしまうと、新たに融資を申し込んだり、新たにクレジットカードを作ったりすることもできなくなってしまいます。
信用情報に傷が付かないように、きちんと支払いを行っていきたいものですね。
ただ、遅延・滞納以外にも、信用情報に悪い履歴を残す行為があります。
それは……
・携帯電話料金の延滞、未払い
・短期間に何度も融資を申し込む
・クレジットカード現金化がバレて利用停止に
うっかり携帯電話の料金支払いを忘れてしまった経験がある人もいるのでは?
いくらうっかりでも、遅延の情報は残ってしまいます。
1ヶ月だけの延滞でブラックリスト入りすることはないでしょうが、信用情報に傷は付きます。
学生時代に携帯電話料金支払いをたびたび延滞していた人が、社会人になってからクレジットカードを申し込んでも、審査に落ちたなんて例もありますからね。
携帯電話料金は、しっかりと払いましょう。
続いて、「短期間に何度も融資を申し込む」です。
キャッシングやローンの申し込み、クレジットカードの申し込みは、審査に通っても通らなくても、申し込んだという履歴は残ります。
そのため、短期間に何度も申し込んでいると、金融機関から「お金に困っているから、何度も申し込んでいるのかな」と思われてしまって、審査に影響する可能性は否定できません。
クレジットカード現金化は信用情報に載らない
クレジットカードのショッピング枠の現金化を行うと、信用情報に載るのでしょうか?
正解は、信用情報には載りません。
クレジットカード現金化は、あくまでもショッピング枠を利用して行う「買い物」のため、借り入れではないのです。
ですから、借り入れをしたという情報を残したくない経営者や主婦、サラリーマンが、クレジットカード現金化を利用しているケースも実は多いのです。
また、信用情報に傷が付いていたり、ブラックリスト入りしていて、お金を借りられない人であっても、クレジットカードのショッピング枠に空きがあれば、現金化は審査なしで誰でも利用できます。
信用情報にお金を借りた記録を残したくない人、お金を借りられない人にとって、クレジットカード現金化は1つの手段になり得るのです。
ただし、クレジットカード現金化にもリスクはあります。
クレジットカード会社が、利用規約でショッピング枠の現金化を禁止しているのです。
もし、カード会社に現金化がバレてしまうと、カードの利用停止、最悪の場合は強制退会処分になってしまいます。
そして、利用停止や強制退会の記録は、信用情報に載ってしまいます。
つまり、カード会社にバレないように、現金化を行う必要があるのです。
どうしたら、カード会社に現金化がバレてしまうのでしょうか。
最大の理由は、ショッピング枠で換金性の高い商品ばかり購入するためです。
新幹線の回数券や高級ブランド品などは、換金性の高い商品として、カード会社もチェックしているのです。
ですから、自分で新幹線の回数券などを頻繁にカード決済で購入していると、「この人は現金化に利用しているな」と判断されて、利用停止や強制退会になってしまいます。
そうならないためにも、クレジットカード現金化は、現金化業者に依頼することをお勧めします。
まとめ
信用情報について、解説してきました。
信用情報に傷が付くと、お金を借りたり、クレジットカードを作れなくなったりしますので、まずは遅延・滞納がないように、しっかりと支払いを行いましょう。
クレジットカード現金化は、信用情報に載らないので、お金を借りたという記録を残したくない人、お金を借りられない人にも、大好評のサービスです。
とくに、インターネットの現金化業者にクレジットカード現金化を依頼すれば、カード会社に現金化がバレる可能性は、限りなく低いです。
なぜなら、優良な現金化業者では、ショッピング枠で換金性の高い商品を購入させないから。
自分で現金化するよりも、はるかに安全に現金化ができるのです。
クレジットカード現金化を検討しているなら、まずは優良な現金化業者を探すことから始めてください。